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知財ニュース300号

台湾知的財産権ニュース(No.300)

発行:特許庁委託(公財)日本台湾交流協会
台湾知的財産権ニュース
(No.300)
発行年月日:2020年6月15日発行

主要ニュース目次

1. 智慧局ニュース
(2020年5月29日 智慧局ニュース全訳)
1-1 2020年1月版国際特許分類(IPC)の更新情報
(2020年6月5日 智慧局ニュース要訳)
1-2 「社団法人台湾音楽著作権集体管理協会の設立認可」の公告
2. 模倣品関連
(2020年5月31日 聯合報第A7面の要訳)
2-1 模倣品が氾濫するクレーンゲーム 警察が法執行
3. その他一般
(2020年6月5日 経済日報電子報、経済日報第A1面の要訳)
3-1 アップル、iPhone12発売に向けラーガンと特許使用許諾の交渉開始

1. 智慧局ニュース

(2020.05.29 智慧局ニュース全訳)
1-1 2020年1月版国際特許分類(IPC)の更新情報
www.tipo.gov.tw/tw/cp-85-876393-4d6ec-1.html
2020年1月版の国際特許分類(IPC)に関する更新情報を智慧局ウェブサイトに掲載した。新規出願については2020年6月1日から2020年1月版のIPCに基づき分類する。専利公告公報については2020年6月21日から、専利公開公報については2020年9月16日から、2020年1月版のIPCが掲載される。

(2020.06.05 智慧局ニュース要訳)
1-2 「社団法人台湾音楽著作権集体管理協会の設立認可」の公告
www.tipo.gov.tw/tw/cp-85-876522-e48fa-1.html
本局は2020年6月4日付けの智著字第10916005980号書簡において、陳秉麟氏等151名による著作権集中管理団体「社団法人台湾音楽著作権集体管理協会」の設立許可申請について、審査を経て認可することを公告した。

2. 模倣品関連

(2020.05 .31 聯合報第A7面要訳)
2-1 模倣品が氾濫するクレーンゲーム 警察が法執行
ここ数年、クレーンゲームの店舗が急増しているが、その多くは模倣品であふれている。
統計によると、保二総隊刑事警察大隊(以下、「保二総隊刑大」と略す)は、2018年1月~2020年3月において合計124件、142人の商標法違反のクレーンゲーム案件を摘発し、被害総額は2,000万台湾元(約7,200万円)にのぼっている。しかし、模倣品の権利侵害状況が依然として深刻であることから、模倣品撲滅強化を目指し、保二総隊刑大は先ごろ「一斉摘発プロジェクト」を立ち上げた。
中部地区を例にあげると、当該プロジェクトで摘発された模倣品業者は26人、押収した模倣品数は12,000点を超えた。
保二総隊刑大の陳志忠・副大隊長は、クレーンゲームの景品は多種多様で、近年、保二総隊刑大は多くの商標権侵害に関する告発を受け、一昨年には北部、中部、南部において取締りを実施したが、告発を受け捜査中の案件を棚卸したところ同様の権利侵害案件が少なくないことから、今回の「一斉摘発」の実施を決定したと述べた。
調査によると、押収された模倣品のほとんどが中国から輸入された物で、フィギュアや服飾、ぬいぐるみなど様々で、中にはNIKEやCHANEL等の有名ブランドの模倣品も含まれていた。

3. その他一般

(2020.06.05 経済日報電子報、経済日報第A1面の要訳)
3-1 アップル、iPhone12発売に向けラーガンと特許使用許諾の交渉開始
アップルはスマートフォン新機種iPhone12を9月以降に発売するとされている。市場関係者によるとiPhone12の広角カメラレンズの設計が、台湾の光学レンズ最大手である大立光電(ラーガン・プレジション)の特許に抵触する可能性があると見られ、アップルが使用許諾の交渉を開始した模様である。これが実現すれば、ラーガンはアップルからの受注だけでなくライセンス料収入も得ることができ、アップルサプライチェーンでの唯一無二の存在となる可能性もあると見られている。
iPhoneカメラの主なサプライヤーは、ラーガン、台湾の玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル;GSEO)及び日本のカンタツ株式会社が含まれている。今回のニュースを受け、ラーガンは「特許交渉を進めてはいるが、秘密保持条項があるため相手は明かせない」とコメントした。また、ジニアスは、「聞いたことがない話だ。コメントは控える。」と述べるにとどまった。
ラーガンは10年前、日本富士フィルムから特許訴訟を提起され、最終的にラーガンが特許許諾を取得して2013年に和解したことがある。これを教訓にし、2013年にはラーガンの林恩平執行長の主導で、ジニアスとサムスン電子を特許権侵害で提訴する特許訴訟戦を開始し特許を固めてきた。ジニアスとの訴訟は、アップルの仲裁により2016年に和解したと言われており、サムスン電子との訴訟は当時「エビが鯨に挑む」と形容され市場を沸かせたが、その後無事に和解しラーガンはサムスンの受注を獲得した。

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